駅伝バカのブログ

3度の駅伝より駅伝が好き。そんな駅伝バカのブログです。

駒澤の松下龍治選手

駒澤大学にいた松下龍治選手。

彼は1年生の箱根駅伝で5区の山登りに抜擢されます。

レースは4区が終わった時点で駒澤が3位。松下選手は前を追いかけ、山登りの途中で1位に躍り出ます。

そんな彼を追うのが東海大の柴田選手。柴田選手は山が得意で、今で言う山の神的ポジションでした。

柴田選手はどんどん距離を詰め、14km地点で松下選手に追いつきます。そして番組はCMへ。

昨今の柏原選手や神野くん(なぜか君づけ)の5区のを見てもらえばわかる通り、山の神が前の選手を抜いた場合、追い抜き返すのは容易ではありません。

このときの自分も「やっぱりダメかー」と見ていたのを覚えています。

 

ところが!!

 

CMあけ、柴田選手と松下選手は離れていませんでした!

そしてその後、17km地点で、なんと逆に松下選手は柴田選手を抜き返し、突き放します。

結果、そのまま往路優勝のゴールテープを切りました。

 

もちろんハイペースで追っかけてきた柴田選手の疲れもあったでしょう。現に、区間タイムでは柴田選手は1時間11分36秒で区間賞。松下選手は1時間2分2秒で区間4位です。

ただ、初出場の1年生がですよ、こんな劇的な走りを見せてくれたら、そりゃーもうファンになりますよ。

 

松下選手は、この後駒澤大学のエースとして存在感を高めていきます。

 

こんなわけで私は駒澤ファンなのです。

なかなか最近は元気がないですが、頑張ってほしいものです。